電子メール利用、スマホが5割超え……携帯電話での利用は1割未満に

　ネオマーケティングは18日、「電子メールに関する調査」の結果を発表した。「電子メールの日」とされている1月23日（いい・ふみ＝E・文）に先立ち行われたもの。

　調査期間は2012年12月19日～12月20日の2日間で、プライベートで電子メール／コミュニケーションアプリを利用している、15歳～59歳の全国の男女500名から回答を得た。まず「電子メールを使用するときに、主に使用する通信端末」では、「スマートフォン」が56.8％で1位となり、2位の「PC」32.6％を上回った。「携帯電話（フィーチャーフォン）」は9.6％で1割未満となった。

　「送信メール数」では、半数以上の62.0％が「1通～5通以下」と回答。なお、一日平均21通以上電子メールを送信すると回答した人は、「21通～30通以下」2.6％、「31通以上」2.4％で、全体の5％以内にとどまった。「宛先」については、1位「同性の友達」84.4％、2位「異性の友達」54.4％、3位「配偶者」45.0％だった。

　「電子メールに絵文字を使うか」という質問に、「はい」と回答した人は78.0％。男女別では「はい」と回答した男性は66.4％、女性は87.1％だった。同様に「顔文字を使うか」と質問したところ「はい」と回答した人は77.2％。男女別では「はい」と回答した男性は67.7％、女性は84.6％で、絵文字とほぼ同率となった。

　さらに「『LINE』『comm』などのコミュニケーションアプリを使い始めて、一日に送信する電子メールの件数に変化があったか」を質問したところ、もっとも多い回答は「変わらない」の54.6％だった。その他は、「減った」20.0％、「とても減った」11.8％、「増えた」11.6％、「とても増えた」2.0％となっている。

　また「電子メールとLINEやcommなどのコミュニケーションアプリのどちらが気持ちが伝わると思うか」という質問に対し、半数以上の55.2％が「LINEやcommなどのコミュニケーションアプリ」のほうが気持ちが伝わると回答した。手軽さ、リアルタイム性、スタンプの豊富さなどで、気持ちが伝わりやすいといった意見が寄せられている。また、「どちらが早く返事を返そうと思うか」という質問でも、72.8％が「LINEやcommなどのコミュニケーションアプリ」のほうが早く返事を返そうと思うと回答している。