サイボウズスタートアップス、超シンプルで低コストのBYODサービスを開始……3台までは無料トライアルも
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個人端末を業務利用したいというニーズは高まりつつあるが、何も管理しなかった場合、端末の紛失や盗難、Jailbreakやroot化による業務情報漏洩の危険性、パスワードポリシーの不徹底による危険性などが出てくる。BYODの導入メリットとして、ユーザーにとっては使い慣れている端末を利用でき、持ち歩く端末台数を集約できることなどがあり、会社にとっては端末の購入コストや契約料金の削減、サポートの手間の軽減などがある。
今回Cstapが販売する「BYODサービス」では、従業員が個人で保有するiOS端末および、Android端末の情報管理が行える。具体的には、リモートロックによる情報漏えい対策をはじめ、パスワードポリシーの徹底、ウィルス対策、スパイウェア駆除対策などのセキュリティ対策も個人任せではなく、会社側で管理が行えるようになる。社内Wi-Fiの管理や、公私分計サービスにも対応し、ビジネス通話分のみ会社へ一括請求できる。ただし、公私分計サービスを利用するには、別途NTTコミュニケーションズなどが提供する公私文計サービスの契約が必要。
「BYODサービス」は、個人保有を前提としており、GPS情報や操作ログなど、個人情報として知らせたくない情報は取得しないという。セキュリティ管理上必要になる最低限の情報のみを収集して管理するそうだ。3端末までの管理であれば、無料で利用できるので、これからBYODの導入を検討する会社も簡単に機能の確認ができるだろう。ユーザー側も、アプリマーケットからソフトをダウンロードし、ログインするだけで利用が開始できる。
製品名は「サイボウズスタートアップス BYODサービス」、対応端末は、iOS 5以降および、Android 2.2以降。3端末まではトライアルとして無料で利用可能。4台目以降の契約には、契約基本料金1,000円(税別)と、1台につき120円(税別)の端末料金が必要となる。
《白石 雄太》
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