ソニー、高容量6.0kWhの業務用蓄電池を発売……太陽光発電と組み合わせ“自立型蓄電”実現
エンタープライズ
ハードウェア
注目記事

ソニーの業務用蓄電池は、オリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を搭載し、10年以上の長寿命と高い安全性を実現したのが特徴。また、ブレーカー(配電盤)工事やパワーコンディショナー(交流変換器)の取り付けなど、太陽光発電システム設営時の複雑な電気工事が必要なく、太陽光パネルと直接接続できる。これにより、建設現場や農業用ハウス、ロッジ、災害発生時の仮設住宅などでの電源用途として活用できる。
「ESSP-3005/18P」も、AC100V商用電源との接続だけでなく、太陽光パネルからの直接接続に対応。搭載している二次電池から蓄電池本体の起動が可能なため、商用電源に頼らない無電化地域での起動も可能となっている。さらに太陽光発電と組み合わせることで、“自立型蓄電システム”を実現することもできる。無瞬断機能(UPS)にも対応する。
パソコンやタブレットからは、エネルギー管理アプリケーションを利用可能。蓄電池本体の充放電状況、各種設定や消費電力履歴の確認をできる。なお商品には、「UPSモード」「ピークカットモード」「ピークシフトモード」の3つの運転モードがプリセットされており、用途に合わせた運転モードをボタン1つで選択できる。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/