インターネットの接続速度、世界全体で平均11パーセント高速に……アカマイ調べ
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それによると、2012年第3四半期中に、243の国と地域から6億8,000万以上のIPv4アドレスがAkamai Intelligent Platformに接続された(前年比で11パーセント増加)。1つのIPアドレスが複数の個人によって使用されることもあるため、この四半期中に同プラットフォームに接続したユニークWebユーザーの総数は、10億を上回っていると見られる。
Akamai Intelligent Platformに接続する「IPv4アドレスが最も多い国」上位10か国では、ブラジルが2四半期連続で最大前年比増加率(39パーセント)を記録した。中国は、最大前期比増加率(5.7パーセント)を記録した。なお、第3四半期中にAkamai Intelligent Platformに接続したすべての国の分析では、60パーセント近くが前期比で増加を記録し、約12パーセントが10パーセント以上の増加を記録したとのこと。
2012年第2四半期から第3四半期にかけて、世界の平均接続速度は約7パーセント低下し、「平均2.8Mbps」となった。最大平均接続速度を記録したのは、今回も韓国で「14.7Mbps」。同四半期の平均接続速度上位3か国では、日本(10.7 Mbps)と香港(8.9Mbps)がこれに続いた。
なお、世界全体の平均接続速度は、前期比では若干低下したが、前年比で11パーセント増の伸びとなっている。平均ピーク接続速度も前期比で若干低下し、15.9Mbpsとなった。2012年第3四半期中に最大のピーク接続速度を記録したのは香港で、54Mbpsを若干上回る値を記録している。前年比では、世界全体の平均ピーク接続速度も、36パーセントという大幅な増加を示したとのこと。
《冨岡晶》
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