山田孝之、金髪&眉剃り姿で登壇! 劇中とのギャップに観客も驚愕
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「ねずみ」、「死神」、「猿後家」という古典落語を原作とする短編3本と桂三四郎による「まくら」、そして落語家へのインタビューで構成された本作。東京芸術大学に通う3人の学生がメガホンを握った。
山田さんは現在、別作品の撮影に入っており髪を金髪に染め眉の一部を剃った風貌で登場し観客を驚かせた。学生監督の映画にこれだけの豪華キャストが集まることは異例とも言えるが、「企画が面白いと思ったし、いろんな要素があり『ぜひやりましょう』という感じで特に驚かなかったですよ」と明かす。安田さん演じる死神とのやり取りをふり返り「安田さんが『痔を直してくれ』と言うときの指の動きにすごくこだわられて、監督が『やり過ぎ』と感じても一歩も引かず、何でそんなにこだわってるんだろう? と思いましたが、試写で笑いが起きてるのを見てよかったなと思いました」と語った。
「酔っ払うシーンは初めてでした」と語る本田さん。「撮影の少し前に20歳になったばかりで酔っぱらったこともなかったので緊張しました」と語ったが、何故かこの日が本田さんとの初対面であるにもかかわらず、安田さんが「何か役作りされたんですか?」と鋭く切り込む。本田さんは少し困惑した様子で「いえ、特にしてなくて…すみません」と苦笑交じりに答え、会場は笑いに包まれた。
「ねずみ」を原作とする『ビフォーアフター』の遠藤幹大監督は、緊張した表情を浮かべつつ、「改めて、すごいキャストの方と映画が作れたんだなと嬉しく思っています」と感慨深げ。「死神」が原作となる「ライフ・レート」の松井一生監督は、「学生だけどみなさん、対等に接してくださり、一緒に映画を作っていると感じました」と撮影現場を述懐。戸次さんから「頑張れ!」とエールを受けてマイクを握った『猿後家はつらいよ』の坂下雄一郎監督は、「夏に撮影しているときはこんな大きな劇場で観ていただけるとは思っておらず、感謝しています」と喜びを口にした。
この日はさらに、シークレット・ゲストとして「世界的な映画監督と死神」という触れ込みで、映画に出演している「ハリセンボン」の近藤春菜&箕輪はるかも来場。「マイケル・ムーアじゃねぇよ!」(春菜さん)、「死神じゃねーよ!」(はるかさん)というツッコミと共に壇上に姿を現し会場の笑いを誘っていた。
『らくごえいが』は4月6日(土)より公開。
《text:cinemacafe.net》
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