リコー、紙文書の電子化を効率化するクラウドサービス「RICOH Scan CX」提供開始
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
「RICOH Scan CX」は、デジタル複合機(MFP)の操作パネルで、さまざまな設定を一元管理する仕組みをクラウドで提供し、複数台のMFPに同じ設定を配信可能にするなど、運用面での効率化が図れるサービスだ。保存先のフォルダ階層がそのままMFPの操作パネルに反映されるため、利用者は、操作パネルに表示されたボタンで保存先フォルダを選択し、スキャンするだけでデータを直接登録できる。またMFPの操作パネル上から、キーワードや日付などを組み合わせたファイル名を付けることができる。
またクラウド上に保持したプロファイル(設定情報)を反映することで設定を行うため、同一設定を行いたい機器を選択して、同じプロファイルを反映すれば、自席にいながら複数機器の設定が完了する。
ファイルの保存先としては、社内のPCやサーバに加え、クラウド上のストレージサービスを設定できる。ユーザーは業務内容によってクラウドの保管先、ローカルネットワーク内の保管先を組み合わせて一元的に利用できる。クラウド連携の第一弾として、まずはGoogle社が提供するオンラインストレージサービスGoogle Driveへのダイレクトスキャンに対応した。
標準価格(消費税別)は月額1,800円(出力機器1台あたり)、本サービスを利用するには、MFPに「VMカード(20,000円)」の装着が必要となる。また、リコーのクラウドサーバに接続するためのアプリケーション(無償)をMFPに導入する必要がある。
《冨岡晶》
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