高校生の消費生活と生活設計 アンケート調査
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同調査は、全国の高校生の消費生活と生活設計に関する実態を明らかにし、2013年度より適用される新学習指導要領を踏まえた学習指導の一助となることを目的に実施。全国の高校1、2年生を対象に2012年7月に調査を行い、81校の3,213名の回答を得た。
お小遣いについて、「定期的にもらっている」が52.9%を占め、「その都度もらっている」22.3%、「もらっていない」24.7%となり、4人に3人がお小遣いをもらっていた。1か月にもらっている金額は、平均が4,585円、中央値が4,107円であった。
アルバイトの経験は、「家計を助けるためにしている(していた)」2.8%と「自分で使うためにしている(していた)」10.6%を合わせて1割強となり、「してみたいが、したことはない」が65%であった。学年別にみると、1年生よりも2年生の方が多かった。また、学科別にみると、普通科よりも普通科以外の科の方が多い傾向にあった。1か月の収入金額は、平均値が36,485円、中央値が31,967円であった。
貯金の有無は、「目標があり貯めている」21%、「目標はないが、貯めている」39.3%と60.3%が貯金をしている。
将来不安なことについて、男女とも1位「就職」、2位「高校卒業後の進路」となり、いずれも過半数を超えた。また、「自分の身近な人の死」「結婚」「地震などの自然災害」についても2割弱の回答があった。性別にみると、男子は「交通事故」「特にない」が女子より多く、女子は「高校卒業後の進路」「地震などの自然災害」が男子より多い傾向にあった。
高校生のお小遣い、定期的にもらっているのは約半数…1か月平均4,585円
《工藤 めぐみ》
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