NTT Com、「セキュリティ情報・イベント管理エンジン」を開発……標的型攻撃対策を強化
エンタープライズ
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
Androidを狙う不正プログラムはWindowsの4倍のスピードで増加
-
クラウド型サービスを本格展開、パートナーの販売支援体制も整備 トレンドマイクロ

「SIEMエンジン」は、標的型攻撃などセキュリティリスクの検知・分析機能を強化したエンジンで、NTTのセキュアプラットフォーム研究所(NTT研究所)と共同開発した。NTT研究所が開発した、長時間のログの変化から攻撃を検知する「相関通信時系列分析エンジン」、悪性サイトを効率的に発見する「ブラックリスト共起分析エンジン」など、最先端の独自技術に加え、研究所が独自に収集したセキュリティ情報データベースが組み込まれている。
今後は、NTT Comグループの新たなセキュリティ運用基盤として、2013年3月より導入され、セキュリティリスクの調査・改善・モニタリングを総合的にコンサルティング・運用する「総合リスクマネジメントサービス」として米国および日本で提供開始する計画だ。SIEMエンジンと自動レポート機能により、これまでに比べてはるかに廉価にセキュリティ情報を通知するサービスも提供する予定。
「総合リスクマネジメントサービス」では、「Global Enterprise Methodology(GEM)」というグローバルで統一したリスク分析・評価手法を採用し、ICT環境のあらゆるリスクを洗い出すという。GEMは5つのフェーズから成り立っており、新セキュリティ運用基盤はその最終段階である「セキュアオペレーションによる継続的モニタリング」に適用される。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/