博報堂、スマホを広告にかざして情報表示する「広告+」発表……NECの画像認識エンジンを活用
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「広告+」は、TVCM、商品のパッケージ、紙媒体の広告などをスマートフォンでかざして認識させることにより、商品に関連するWebサイトへ誘導して購入や来店促進へ結びつける広告体験プラットフォーム。利用者は、スマートフォンなどにダウンロードした「広告+」のアプリケーションを起動して、対応したTVCM、新聞/雑誌広告、看板、ポスターなどにかざすことで、製品の詳細情報、キャンペーン情報、クーポンなどを入手できる。
画像認識には、日本電気(NEC)の画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」の技術(画像認識エンジン)を採用。「GAZIRU」は、NEC独自の研究により、汎用の画像認識において、世界最高レベルの認識率を実現。スマートフォンなどのカメラを被写体にかざしたり撮影することで、食品や自動車などの様々な画像を形状などの特徴から高精度に分類できる。また、クラウド上や端末内に登録した画像の特徴データと高速に照合し、端末の画面上に被写体の名称や詳細情報を表示するといったことも可能。
なお、NECは、画像認識サービス「GAZIRU」と博報堂の「広告+」について、25日から28日までスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2013」(MWC 2013)のNECブースにて展示する予定。
《冨岡晶》
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