雪とろうそくの祭典、小樽雪あかりの路 2月17日まで開催中
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北の町に残された小さな古めかしい街並みや、北海道の開拓を支えた運河や鉄道跡地を舞台として、「運河に浮かぶ数百ものガラスの浮き玉のろうそくの灯りは、水面に浮かぶ天の川となり、降り積もった雪の中に無数のろうそくの灯りが揺らめく廃線跡地は、路地裏の銀河鉄道としてよみがえる」(公式サイト)。
浮き玉キャンドルが浮かびオブジェが並ぶ運河会場、北海道で最初に開通した鉄道遺構「旧手宮線跡地」に展開される手宮線会場は、雪あかりの路の原点を感じるスペースだ。子どもも楽しめる滑り台などもある。これら2ヵ所のメイン会場以外にも、市内各所で灯りがともり、期間中延べ14万本のキャンドルが小樽の夜を照らし出す。
ほかにバックヤードツアー、写真&資料展「小樽雪あかりの路、15回の足跡」、ワックスボウル製作体験などのイベントも開催されている。
雪あかりの路は初回開催当初から「参加型」「手づくり」にこだわってきたそうだ。町内会、市民ボランティア、各種団体をはじめ、韓国・中国から総勢66名の海外ボランティアを迎え、延べ2000人を超えるこれらボランティアスタッフによって、このイベントは成立しているという。
《高木啓》
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