三菱電機、「100Gbps光伝送」を構成する各種技術を開発……都市間通信を高速大容量化
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新装置では、光送受信部の消費電力当たりの通信速度(電力効率)を、従来比20%向上させた。光トランシーバーでは、デジタルコヒーレント技術により、1波長で100Gbps伝送を実現した。光集積送信モジュールでは、個別部品を1パッケージに集積することで、5分の1のサイズに小型化した。今後は、2013年度での製品化を目指す。
また同社は、光通信システム用に世界最高性能の符号化利得12.0dBを実現した、誤り訂正技術も開発。誤り訂正符号としてLDPC符号にBCH符号・軟判定技術を組み合わせることで、世界最高性能の符号化利得を実現。光通信システムの伝送距離が従来の4倍となる、日米間(約9,000km)まで、長距離光通信システムで1波長100Gbps伝送が可能となる見込みだ。本技術は2014年度に光伝送装置に搭載される予定。
《冨岡晶》
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