【2013-14年秋冬メンズコレクション】ジバンシィ バイ リカルド ティッシはモノトーンで描くアメリカンロックの世界
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アメリカンなロックンロールのスタイルをクチュールの世界に融合。星条旗や、野球、アメリカ人フォトグラファー ロバート・メイプルソープの作品にあるセクシュアリティ、ギリシャ彫刻のネオ・クラシシズム、ラテン文化などをモチーフとして盛り込んだ。
カラーパレットはブラック&ホワイトとグレイのトーンで統一。シャイニーなレザーにとマットなツイード、ベルベッド、ウールなど異なる素材感がつくりだす陰影を組み合わせて、デザインをつくりだしている。
メタルプレートのついたポインテッドトゥのシューズやハードなジッパー使い、シャツ襟に付いたメタルボタンもロックな気分。今やシグニチャーとも言えるグラフィックやコラージュはアーガイル柄のカシミアのセーターやレザー、ベルベットの上にプリントされ、”クラシック”、”エレガンス”といった要素をティッシ流にモダンにアレンジした。
テーラードやダッフル風のジャケットやコートは襟なしで、ストレートなシルエット。腰にダウンジャケットを巻き付けたスタイルも特徴的だ。
グローブのような太いステッチでパッチワークしたブルゾンやセーターは、丸みを帯びたショルダーライン。ティッシが子どもの頃あこがれたパワフルなアメリカのイメージが投影されているようだ。
《編集部》
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