コカ・コーラ、自動販売機と連動するARアプリを世界初開発……スマホ向けに4月より提供

　日本コカ・コーラは21日、スマートフォン向けに、自動販売機と連動したARアプリを開発し、2013年4月頃より本格的にARアプリの提供を開始する予定であることを発表した。自動販売機のデザインや商品サンプルを、ARマーカーとして使用した取り組みは世界初とのこと。

　このARアプリは、幅広い題材で活躍する開発ユニット「AR三兄弟」との共同開発によるものだ。コカ・コーラが今年から導入を開始した、日中の消費電力を95％削減できる超省エネの「ピークシフト自販機」にデザインされた「ポーラーベア」がARマーカーになっており、ポーラーベアにARアプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすと、「ポーラーベア」が笑ったり、くしゃみをしたり、ピークシフト自販機の特徴である“音が全然しない”というプラカードを掲げるなど、愛らしい動きをしながら、ピークシフト自販機の特長を伝えるものとなっている。

　現在はまだ一般人の利用はできないが、ARアプリの導入に先駆け21日より、会員向けWEBサイト「コカ・コーラパーク」内で、「AR三兄弟」自らが出演するデモコンテンツ動画が公開されている。

　さらに、自動販売機とARアプリとの連動の一環として、全国のコカ・コーラ自動販売機の製品サンプルもARマーカーとして利用可能になる。第一弾では、「コカ・コーラゼロ」にスマホをかざすと、2月4日より放映中の「EXILE」メンバーが出演する「コカ・コーラゼロ」の新TV-CM『ZERO LIMIT』篇（15秒）が視聴可能となる。

■「コカ・コーラパーク」新着CM：http://c.cocacola.co.jp/entertainment/cm/index.htm