新感覚映画ムービー、どれを試す?……アクション、スリラー、ミッフィー | RBB TODAY

新感覚映画ムービー、どれを試す?……アクション、スリラー、ミッフィー

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『逃走車』 (C) 2012 Vehicle 19 Films CC
『逃走車』 (C) 2012 Vehicle 19 Films CC 全 2 枚
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 今までにない設定やストーリー展開、新しいカメラアングルでの撮影方法など、この春公開の作品には“新感覚映画”が続く。

 一本目は2月23日より公開のポール・ウォーカー主演の『逃走車』。本作は、ウォーカーがスタントなしでほぼすべてにわたり自らハンドルを握り、冒頭からエンディングまで、同乗者の視点で画面が構成される。史上初の“観客同乗型”体感サスペンス・カーアクションだ。

 南アフリカ共和国のヨハネスブルグで、身に覚えのない事件に巻き込まれる男の運命がスリリングに描かれる。この車内カメラ視点はかなり困難だったようで、撮影方法を何種類も試みたという。最終的には「タイヤのチューブを膨らました所にカメラを搭載すると、まるで人間の頭が動いているような感覚を創り出す事が出来るんだ」と監督は語っている。

 二本目は3月9日より公開になる『キャビン』。夏休みに山奥へとバカンスへ出かけた大学生5人が、 古ぼけた山小屋の地下で見つけた謎の日記を読んだ時、何者かが目覚め、一人、また一人と殺されていくスリラーだ。

 本作はありきたりな設定から始まり、予測不能の展開になる。観客に「またか」と思わせる設定を提供した上で、その予想を粉砕、ジャンルさえ二転三転させ、想像を絶するラストへと導いていく。

 三本目には3月23日より公開になる『劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝(たから)さがし』を挙げよう。世界中で愛されている、「ミッフィー」が57年の歴史の中で初の映画化だ。「動物園」、「宝さがし」、「冒険」、「謎解き」と子供たちがわくわくする要素満載のストーリーで、さらに教育要素である色・形・動き・数字・音というがクイズのテーマとなっている。

 劇中で、ミッフィーが直接観客に話しかけてくるので、ミッフィーと宝探しをしているような感覚になれる、参加型映画となった。配給はプレシディオ。

<『逃走車』ストーリー> ヨハネスブルグに着いたマイケルに、予約と違うレンタカーが手配された。車中にあった携帯電話が鳴り、刑事と名乗る男から、配車は間違いで交換するように言われる。マイケルは、座席の下から拳銃、トランクから女を発見する。そして訳が分からないまま指名手配され、車は襲撃され始める。

《高木啓》

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