「ウイルスプロテクター」自主回収へ
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同製品は、2013年1月15日~2月8日までに、72万7,604個を出荷。この製品を使った幼児が、2月2日に化学熱傷で胸に重傷を負うなど計6件の事故報告を受け、2月18日に消費者庁が使用中止を呼びかけていた。2月20日の時点では、確認中の症例も含め50件の事故報告を受けているという。
同社は、製品に対する安全性の検討が十分でなかったこと、事故発生後に「妊婦や乳幼児に使用しないこと」などの注意喚起を行ったものの、同様の事故が継続して発生したことから、自主回収することにした。
厚労省では、製品の使用により、赤み、はれ、かゆみなどの症状が認められた場合は、ただちに皮膚科専門医を受診するとともに、輸入元の専用相談窓口(フリーダイヤル0120-988-030)への連絡を呼びかけている。
回収の詳細については、厚労省のホームページおよび、販売元「ダイトクコーポレーション」のホームページに掲載している。
「ウイルスプロテクター」自主回収へ…やけど被害は50件
《楠原 恵子》
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