【MWC 2013 Vol.10】4G LTEで市場を先行する……LGプレスミーティング
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
まず、LG Electronics Mobile CommunicationsのシニアバイスプレジデントであるAndy Kim氏が、集まったプレス関係者に歓迎のあいさつを述べた。その後、同社プロダクトマーケティング James Marshall氏が、2013年の製品戦略について発表した。
同社のモバイル端末戦略は、Gシリーズ、Fシリーズ、Vuシリーズ、Lシリーズの4つが基本となる。Gシリーズは、同社の主力モデルであり、今回G Proというモデルが紹介された。特徴は、5.5インチのフルHD IPSディスプレイ、1.7GHz クアッドコアプロセッサ、低消費電力など、販売実績や機能の進化も王道をいくものだと紹介された。
続いてタブレット製品であるVuシリーズが紹介された。同社ではグローバルなタブレット市場は2017年には、2012年比で5.6倍になると予想しており、4:3画面によるビジネスユースや表現力などアプリケーションの多様性を強調していた。
Fシリーズは技術的な革新を取り入れた機種として同社が今年力を入れる製品だ。LGでは、4G LTEの市場は昨年の3倍に膨らむとの調査結果を示しながら、グローバルで4G LTE市場での売り上げが23%とクアルコムに並ぶトップシェアを確保していると述べた。Fシリーズではすべてのラインナップに4G LTEを搭載するという。その高速性を生かすため、IPSディスプレイも採用し高画質動画の再生での差別化を図る。
最後にLシリーズのL3、L5、L7を紹介し、イメージビデオによってGシリーズからLシリーズまでの特徴的な機能(マルチタスク、フルHD再生、家電製品のリモートコントロールなど)を利用して、家族のライフスタイルをどのように演出できるかを紹介した。
全体の戦略としては、4G LTEで市場を先行し、実用的な機能でこれからのモバイルスタイルをカバーする製品を提供していこうという主張が感じられるプレゼンテーションだった。
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