大阪など2府8県で“本格”花粉シーズン、東京では今シーズン一番の飛散 | RBB TODAY

大阪など2府8県で“本格”花粉シーズン、東京では今シーズン一番の飛散

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都道府県別、花粉シーズ突入状況
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 ウェザーニューズは3月1日、2月28日から3月1日にかけて、西・東日本の各地で花粉飛散数が増加し、今後も飛散数が増える見通しから、大阪府を含む2府8県が“本格花粉シーズン”に突入したと発表した。

 3月1日16時現在、発達した低気圧の影響で全国的に春の嵐となり、西日本・東日本の各地で花粉が大量飛散している。

 ウェザーニューズでは全国1000ヵ所に、花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機『ポールンロボ』の設置を進め、花粉の観測をしている。2月28日、大阪府内約3割の観測地点において、花粉症の症状が出始める花粉飛散量(30個)を超えるレベルに達した。また、府内の花粉症の人の症状報告を見ても、“ややつらい”以上の症状を感じる人が増えてきている。

 その他、福島県、宮城県、長野県、福井県、京都府、和歌山県でも30個以上の飛散に達したため、2月28日に本格花粉シーズンに突入したことを発表した。また同様に、3月1日、滋賀県、石川県、富山県でも本格花粉シーズンに突入した。

 「花粉に敏感な人が花粉症の症状が出始める花粉飛散数 10個」「花粉症の症状が出始める花粉飛散数 30個」というのは、過去8年、ウェザーニューズが協力者と共に蓄積した花粉飛散量と症状のデータを相関、分析した情報だ。また、花粉観測機「ポールンロボ」は、全国の花粉症の人の一般家庭や企業、病院などに設置しているウェザーニューズ独自の観測機で、人の呼吸と同じ量を吸引し、観測しているため、実際に人間が空気中で吸い込む花粉量を計測することができる。

《RBB TODAY》

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