接客・整備・操縦すべて女性スタッフで……JAL「ひなまつりフライト」
エンタメ
フォトレポート
注目記事

8時過ぎ、羽田空港国内線第1旅客ターミナル10番ゲートに、機内食搭載・グランドスタッフ・ラウンジ・整備士・JAL客室乗務員・JEX副操縦士・JEX客室乗務員・航空機誘導・給油・オペレーションの各女性スタッフが整列。接客・整備・操縦と、それぞれのユニフォーム姿で登場した女性たちが、登場ゲートで乗客を迎え入れ、出発に彩を添えた。
同便の乗客には、搭乗時に「ひなあられ」や「手書きのメッセージカード」が配られ、ドリンクサービス時にひな祭りの飾り付けを施したカクテルナプキンが添えられた。出発直前には駐機場にて、横断幕を掲げた女性スタッフがフライトを見送った。
JALグループの「ひなまつりフライト」とは、直接旅客に接する客室乗務員・旅客スタッフだけでなく、運航の準備の大半を女性スタッフが担当するフライトだ。旅客に楽しんでもらいたい、感謝の気持ちを伝えたい、という想いをもとに、何か出来ないかという若手社員の声を形にしたのがきっかけで、2009年より毎年3月3日のひなまつりにあわせて運航、2013年で5回目となる。
空港でのお見送りに参加したJALエクスプレスの客室乗務員、野口千恵里さんは「搭乗口にあった熊のぬいぐるみや、ぬいぐるみが着ている着物など、すべて手づくりしました。スタッフでいろいろと案を出し合い、女性で行なえて誇りを感じます」とコメント。
同じくお見送りに参加したJALの客室乗務員、村瀬悠里さんは「グランドハンドリングなど、普段会うことがない女性の同僚と協力してお客様を送り出すことができました。絆とチーム力を感じられ、楽しかったです。お客様には喜んでいただけたかなと思います」とコメントしている。
《大野雅人》
特集
この記事の写真
/