Googleストリートビュー、福島県の浪江町内の撮影を開始……「警戒区域」と「計画的避難区域」
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浪江町は、その半分が、福島第一原子力発電所から20キロ圏内にあたる「警戒区域」に、残り半分が「計画的避難区域」に指定されている。Googleでは数週間をかけて両区域内を撮影し、数か月後に公開する予定だ。なお撮影は、国や自治体が定めるガイドラインに沿い、乗務員の安全に十分配慮して行われるとのこと。
浪江町の馬場町長は、「浪江町は全町が避難区域に指定され、町民2万1000人が全国に避難しています。震災や原発事故からおよそ2年が経とうとする今、多くの町民からふるさと浪江の姿を見たい、知りたいという声が非常に強くなっています。また、世界にも原発事故の悲惨な状況が知りたいという方たちはたくさんおられます。今回、Googleの協力で、ストリートビューで街の様子を撮影・公開することで、多くの町民の皆さんに街の様子をお知らせしたい、そして世界にありのままの浪江町を発信して行きたいと思っています」とのコメントを寄せている。
福島県浪江町のストリートビュー撮影を開始しました。 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XHjFu2yMDFA
《冨岡晶》
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