1979年の『ドランクモンキー 酔拳』公開以来、日本で絶大なる人気を誇るスーパースター、ジャッキー・チェン。陽気でユーモアたっぷりな作風と、命知らずのデンジャラス・スタントで観客を魅了。『プロジェクトA』（84）、『ラッシュアワー』（98）と、世代を超えて度重なる爆発的ブームを巻き起こした。その人気はアジアに留まらずヨーロッパ、アフリカほか全世界に及ぶ。
近年は、代名詞的存在だったデンジャラス・スタントを封印。『ベスト・キッド』（10）で初めての師匠役に挑戦。『1911』（11）では中国近代史の壮大なドラマを描くなど、新境地を開拓していたジャッキー・チェン。そんな彼が、40年を超える映画活動の総決算として、原点に帰りノー・スタントで挑む最後のアクション超大作。それが『ライジング・ドラゴン』だ。
トレジャーハンターのJC（演：チェン）の前に、謎の刺客が立ちふさがる。道を、壁を、天井を疾走するローラーブレード・スーツ、宙を舞うポータブル・パラグライダー、孤島での落下スタントに、地下アジトでのエンドレス・バトル。クライマックスは噴煙湧き上がる火山にアタックするスカイダイビング。スタントとクンフー・テクニックとを融合、CGやデジタルSFXの誕生以前から、世界を驚かせてきたジャッキーのアクションが、最後の舞台を迎える。
＜ストーリー＞ 19世紀、欧州の中国侵攻により十二支のブロンズ像「十二生肖」が略奪された。そして現代、アンティーク・ディーラーのマックス・プロフィット社は、全てのブロンズ像を探し出しオークションに出品すべく、トレジャーハンターJCを雇う。JCは仲間とともに作戦を開始、各地で必ず現れる強敵と闘いながら十二生肖は集まっていく。だが、どうしても見つからない辰には陰謀が隠されていた……。
これがジャッキー・チェン、最後のアクション大作。加速する“ライジング・アクション”に乗り遅れるな！ 『ライジング・ドラゴン』は4月13日、日本全国ロードショー。日本語吹替版もあり、ジャッキーの声はおなじみ石丸博也だ。配給は角川映画。
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