一昨年の2011年、ジョブズ氏が亡くなってすぐに書籍が出版され、世界的にもベストセラーとなったアイザックソン氏の伝記「スティーブ・ジョブズ」。講談社で日本での出版権と同時に漫画化権も取得し、書籍が出版され、漫画化についても話が持ち上がった。これまでの功績から、真っ先に白羽の矢が立ったのは、人気漫画家のヤマザキマリだった。
「(ヤマザキマリの起用は)魅力的な画風をもち、写実的に人物や一場面を切る取ることを得意とする彼女ならば、よい作品になるという、編集部の確信からだ。幸い、ヤマザキマリ氏も今回の主人公となるスティーブ・ジョブズ氏の魅力を十二分に感じ取って、今回の漫画化となった」(講談社)。
なお従来の『Kiss』は月2回刊で、『のだめカンタービレ』や『きみはペット』、『ホタルノヒカリ』などのヒット作を生み出している。