sacaiの“扉”を開け放つ。阿部千登勢の頭の引き出しを開けるポップアップイベントが伊勢丹で開催
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会場はデザイナー阿部千登勢の“頭の引き出しを開ける”ことをコンセプトに、「扉」をモチーフとした内装で統一されている。壁面には様々なドアの写真が貼られる他、開いた扉からは型紙が飛び出し、服が掛かる壁面ラック周りにはドア枠のデザインシートを装飾。姿見にはテープで扉の意匠を施した。
また、会場正面にはコラージュアーティスト・金氏徹平(かねうじ・てっぺい)によるインスタレーションを設置。カラフルなテープやおもちゃなどの素材とともにサカイの服も作品に使用。「金氏さんは既存のものをコラージュした作品を発表している美術作家。絵具で描いた絵をコピーして切り抜き、更に何かと組み合わせるという凝った手法を用いて制作している。サカイのレースとニットなどの異素材を組み合わせる服作りとリンクする部分があり、今回のインスタレーションをお願いした」とサカイ広報担当は説明する。
イベントでは金氏の手法を取り入れた、プリントした布にビジューを施したブローチ(8,400円)、ネックレス(1万5,750円)が限定で登場。また、カーディガン(2万9,400円)、ボーダーワンピース・トップス(各2万4,150円、1万9,950円)、デニムワンピース・トップス(各2万8,350円、2万6,250円)の5アイテムもイベント限定で用意している。
「伊勢丹ではカーディガンなど日常に取り入れやすいものが人気。百貨店には多くの方がいらっしゃるので、普段見ていただけていない方にサカイを知ってもらう機会となると思う」(同広報担当)
《編集部》
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