辛坊キャスター、がん転移懸念もヨット太平洋横断へ意欲 「堀北真希さんと行きたかった」
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今回の挑戦は、辛坊氏が岩本氏と2人で、お笑いタレントの間寛平がアースマラソンで使用したヨットの「エオラス号」を用いて福島県の小名浜港からサンディエゴのマリオット・マーキース&マリーナまで5100マイルの道のりを進み、太平洋横断を目指すもの。全盲者とのダブルハンドによる太平洋横断は世界初だという。
「“ヨットで太平洋横断を横断したい”と30~40年言い続けていた」というほどの、大のヨット好きを公言する辛坊氏は、長年抱いていたその夢への挑戦が実現することとなり、「まさに乗りかかった船。大きな声では言えないけれど、(いまの生活に)疲れたなと思っていたときに、この話をいただけた。休む絶好の理由になると思って乗っかったようなものですが(笑)」と、冗談を交えつつも、「人生はイベント。イベントのない人生はつまらない。私が今回挑戦しようと思ったのは、“面白そう”、それだけです」と、太平洋横断への想いをはせる。
しかし、不安もある。昨年末に見つかった十二指腸がんは、その後に内視鏡手術で摘出したが、その転移の可能性はゼロではない。「4月にもう一度検査を受けるんだけど、それで何か見つかったら……というのだけが懸念」と、辛坊氏は不安ものぞかせる。しかし、パートナーとしてすでに強い信頼関係で結ばれている様子の岩本氏から「辛坊さんと行きたいです!」と熱望されると、「本当は堀北真希さんと行きたかった。岩本さんはテンションが高くて元気なイメージ。本当はそういう人、苦手なんですよ」とおどけながらも、「ぜひ! 決めたからには行かなきゃカッコ悪い。(断念するなんて)そんなことはできない」と、力強く返し、意欲をみせた。
2人を乗せたヨットは、6月16日に小名浜港を出発する。
《花》
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