ゲームプロデューサー育成へ「ゲーム制作総合」コースを開設したVantanの狙い
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バンタンゲームアカデミー ゲーム専攻の「ゲーム制作総合」コースは3年制。1年次上期にゲーム企画基礎 ・マーケティング基礎などを学び、下期にマーケティング実践や2Dゲーム制作、2年次にゲームシナリオや3DCGキャラクター/背景デザイン、3Dゲーム制作、3年次にゲームプログラマー、ゲームプランナー、ゲームグラフィッカー、サウンドクリエイターという専攻コースを学ぶカリキュラムを予定している。3年次には就職模擬面接やプロジェクトマネジメントなどより実践的な授業も行われる。
Vantanでは「ゲーム制作総合」コースへの募集を2012年4月から開始。12名の応募があり、2013年4月より東京・目黒区のバンタンゲームアカデミーで学ぶことが決まった。前半2年間の総合教育の中で多角的なスキルを習得しプロデューサー人材を目指し、3年目は選択により専門スキルを習得する。
現在のゲーム業界において、“就職”を目指すのであれば「専門スキル」の習得が必須だといわれている。一方で業界全体が抱える課題として、ゲーム全体を総合的に包括できるプロデューサー人材の不足が挙げられる。ゲーム制作にかかわるプログラミングやプランニング、キャラクターデザイン、背景デザイン、サウンドに加え、ファイナンス、マーケティング、マネジメント等の領域全てを網羅したスキルを有する人材の枯渇が叫ばれている。
Vantanでは特定の専門知識や技術を学ぶだけではなく、実践の場を設けながらファイナンスやマーケティング、マネジメントの教育を行う等、学びの幅を広げることで業界に影響を与え業界全体を活性化させられるような人材を育成したいと同コースを開設した。専門スキルをもちながら全体を見渡せる、そんなゲームプロデューサー育成を同校はめざす。
Vantanは、1965年の創立以来、クリエイティブ分野に特化して人材の育成を行う専門スクール。現役のプロクリエイターを講師に迎え、ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映像、フォト、ゲーム、アニメ、マンガ、パティシエ、カフェ、フードコーディネーターなどの分野において、業界とも連携した「実践型デザイン教育」で、即戦力となる人材を育成する教育事業を展開し、これまでに約 17万5000人以上の卒業生を輩出している。
《関口賢》
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