【13-14AW東京コレクション】吸血鬼映画をモチーフに二面性を表現した「ドレスドアンドレスド」
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会場中央を仕切るサイネージに赤いスラッシュ映像が流れ、ショーはスタート。ファーストルックはウエストを三連ベルトでマークした黒のスーツをまとったウィメンズモデル。その後男女入り交じり、スーツや取り外し可能なフードが着いたシャツ、ワイドスラックス、レザーパンツ、袖をレザーで切り替えたコート、ポケットをたくさん施したブルゾンなどが提案された。フィナーレ後にはサイネージに赤いスラッシュが連続する映像が流れ、ショーは終了。
今までモノトーンのコレクションを展開してきたが、今回はその中に赤を差し込ませた。ドイツのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」に別注した赤いレンズのサングラスも制作。
パンツのウエスト位置やベルトマークはジャストウエストだが対照的にボタン留め位置を下げたゆったりとしたダブルのコートも登場。このコートは裏毛を加工し、レザーのように見せたもの。
「赤を用いたことは、吸血鬼映画なので必然。アイテムを出す順番や演出などでどう使いこなすかを考えた。カールしたヘアスタイルは80年代ベルリン時代のボウイをアレンジしている。ウエスト位置も同時代を意識した。映像のスラッシュはハンガーのシーンからインスパイアされたもの。このイメージはあえて服でなく映像で表現した。アイテムでは、スラッシュ=切り裂くことを動物的ととらえ、赤いサングランスに落とし込んでいる」とデザイナーと北澤と佐藤。
《編集部》
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