【13-14AW東京コレクション】「アリスアウアア」が織りなす、蜘蛛からゴスへのメタモルフォーゼ | RBB TODAY

【13-14AW東京コレクション】「アリスアウアア」が織りなす、蜘蛛からゴスへのメタモルフォーゼ

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アリスアウアア13-14AW東京コレクション
アリスアウアア13-14AW東京コレクション 全 24 枚
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「アリスアウアア(alice auaa)」が3月18日、渋谷ヒカリエで13-14AWコレクションショーを披露した。デザイナーは船越保孝。

ダンテの『神曲』とオウィディウスの『変身物語』に登場する蜘蛛へと変容する機織り娘「アラーニェ(Aragne)」がテーマ。ゴスブランドらしい、フリルやレース、コルセット、ロングシルエットなどに機織りをモチーフとしたピンクッション、シルクピン、糸、アームカバーなどをミックス。

フリル満載のロングドレスには蜘蛛の巣状に広がる針金製のクリノリンフルレングスのコートドレスは裏地の総フリル、薄いローゲージのニットが蜘蛛の巣を、ワンピースはバルーンシルエットで蜘蛛の肢体を思わせる。ベルベットやファー、ダウンなど様々な素材で制作された。

レザーやファーなどの新しい要素や、ライダースやショーツ、ニーハイブーツなどリアルなアイテムもポイント。ロングドレス・ロングコートのシームには、かなりの分量のレースやシフォンなどを差し込んでおり、ディテールに凝っている。

「ショーピースのように見えるが、すべてのルックを商品に落とし込むのがブランドの姿勢。ストーリー性のあるショーをいつも発表しているが、これは世界観を共有する方々(顧客)へのプレゼントだと思っている。今回はとにかくたくさんの糸を使ったアイテムの制作が大変だった」と船越。

《編集部》

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