【13-14AW東京コレクション】「ミントデザインズ」はアーカイブをパズルのように
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テーマは「ダズリング・パズリング(DUZZLING PUZZLING)」。デザイナー達自身が「テーマやイメージが決まる前の、交差するイメージを楽しんだ、デザインする過程を切り取ったような」コレクション。
1年前から使おうと思っていたという港区海岸のギャラリー916に登場したのは、色を抑え、星や四角・三角形などをミックスした柄やパズル柄、フィルム糸など9種類の糸をほぐして作ったツイード、新しいバランスのチェックを使ったルック。ミントデザインズのアイコンであるはさみを持った女の子やロゴ、過去のコレクションに登場した数字やアリのモチーフなどがバラバラにされたり、ダークな色使いで再構成。
シーズンテーマを象徴するようなヘッドピースにも、稲妻や電話番号などのモチーフが混在。インナーとアウターをひっくり返したような手法も。
10年間追求してきたプロダクト的デザインに代わり、次の10年に向けた新しい方向性に挑戦した前回に続き、今回も全く新しいものを目指したというミントデザインズ。勝井と八木は、「ひらめく前の光の輝き、パズルなどのように、バラバラにしたもの、混沌としたものの美しさ、どうしていいのかわからないイメージがバラバラの瞬間を表現した」とショー後に語った。
《樋口真一》
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