ウェザーニューズ、「第1回花粉症調査」結果発表 | RBB TODAY

ウェザーニューズ、「第1回花粉症調査」結果発表

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ウェザーニューズ「第1回花粉症調査」
ウェザーニューズ「第1回花粉症調査」 全 8 枚
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 ウェザーニューズは、全国各地で本格花粉シーズンに突入した3月上旬~中旬に花粉症に関する調査を実施した。花粉シーズン後半の対策に生かしたい。

 ここ数年の症状と比べてどうですか?…「症状は重い」が43.3%、「同じくらいの症状」が39.4%、「症状は軽い」が17.3%。「症状は重い」の割合を都道府県別に見たところ、割合が最も多かったのは神奈川県で53.4%、2位が徳島県で51.9%、3位が愛知県で51.5%になった。花粉シーズンに突入する時期が遅かった東北エリアは全体的に下位だ。

 事前対策にはどれくらい力をいれていますか?…「いつも以上にしっかり」が49.0%、「いつも通りしている」が22.9%となった。都道府県別に見ていくと、対策に最も力を入れたのは長崎県で、「いつも以上にしっかり」対策したという回答は35.0%、2位が徳島県で32.0%、3位が新潟県で31.7%だった。中国四国地方で対策を強化した人が多い。

 今シーズンは対策をいつからしていますか?…「対策はしていない」のは18.5%。対策をしていなかった割合は、花粉が大量飛散した2011年は23.9%、昨シーズンは40.8%だったから、今シーズンはここ数年で一番の警戒態勢だ。タイミングで最も多いのは「3月上旬から」で21.1%。2月上旬から一気に増えているが、これは症状が出始めたタイミングとほぼ同じだ。効果的に対策をするなら症状が出る前に対策する必要があるので、対策が遅かったことが分かる。

 具体的にどんな症状が出ていますか?」(複数回答)…最も多かったのが「鼻水」、続いて「くしゃみ」、「鼻詰まり」とった。昨シーズンは「目のかゆみ」が最も多く、大量飛散した2011年も2位だったものの、今シーズンは4位だ。フリーコメントでは、今シーズンは「肌や耳の奥のかゆみ」などの症状が目立つ。

 どんな対策を行っていますか?(複数回答)…「マスク」が昨シーズンに続いて最も多く、次に「飲み薬」、「部屋干し」、「うがい」となった。一方、大量飛散した2011年に一番人気だったものの、昨シーズンに順位を落とした「メガネ」の利用率が再び上がっている。フリーコメントでは薬に関して「最近の薬は眠くならないもの、口が渇かないもの、効き目が長続きするものなど(…)」「目のふちが痒いので、眼科で貰った塗り薬を塗っている」などのコメントが見られた。

 ウェザーニューズ関係者は「今年はシーズン前からメディアで『花粉は昨年の7割増』と報じられていたため花粉対策に力が入っているようだ。いっぽう対策を始めるタイミングは遅く、今年の冬は寒く長かったため、なかなか花粉対策のスイッチが入らず、また暖かくなったのが急でいきなり花粉シーズンに入り、対策が後手に回ってしまったのでないか」とコメント。

 今回発表した「第一回花粉調査」の結果は、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」および携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象に、3月8~12日に調査を実施し、合計4万2168人(男性53%、女性47%)の有効回答をまとめた。

《高木啓》

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