【13-14AW東京コレクション】「ファクトタム」はポストマンスタイルをレイヤードでモダンにブラッシュアップ
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インスピレーション源は、アメリカの作家チャールズ・ブコウスキーの処女作「ポスト・オフィス」。「郵便局員として勤めながらも執筆活動を続けた著者の姿勢に感化されて、ポストマンをイメージしてデザインした」と有働。
アメリカンのポストマンスタイルの原型が英国のユニフォームであることから、ブリティッシュワークスタイルをベースに、モダンなレイヤードスタイルを提案している。ワークコートや、テーラードジャケットをベースにカウハイドを用いたボア付きのボンバージャケット、メルトンのダッフルコート、止水ジップを使ったドリスラージャケットが登場し、ボトムスはロールアップしたコーデュロイパンツや、ジャカードのショートパンツなどを合わせている。
柄にはU.S.メール(アメリカの郵政公社)のシンボルの鷹が多く使われ、迷彩柄のように見せたり、キルティングのステッチで鷹のシルエットを描いたりした。ポストマン風のレッドやマスタードイエローがキーカラーだ。
BGMも小説の時代設定にちなみ、60年代のブリティッシュ・ロックでショーを盛り上げた。10周年目を目前にした今季のテーマは、「Do Try(やってみよう)」。「新しい事に挑戦する事ばかり取り上げられるが、今ある事を継続して行う事も大切である」という有働のメッセージが込められている。
《編集部》
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