2012年の国内携帯電話出荷台数、iPhone好調でアップルが初のシェア1位
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2012年の携帯電話出荷台数は、前年比6.4%増の4,040万台となり、2008年以来4年ぶりに4,000万台を超えた。ベンダー別で見ると、1年を通して「iPhone 4S」および「iPhone 5」で高い販売シェアを維持したアップルが、23.3%で国内市場では初となる年間第1位を獲得した(2011年は第3位)。第2位は富士通で18.0%、第3位はシャープ14.0%となった。
スマートフォンの2012年出荷台数は、前年比29.2%増の2,848万台となり、同年の国内携帯電話に対するスマートフォンの出荷比率は、前年の52.8%から70.5%へと上昇した。ベンダー別のシェアでは、アップルが圧倒的な強さを見せており、同社の占有率は33.1%となった。以下、2位富士通16.5%、3位シャープ12.2%と続く。
2012年第4四半期の国内携帯電話出荷台数は、前年同期比6.3%増の1,133万台。プラス成長の主要因は、「iPhone 5」に代表されるiOSスマートフォン出荷台数が順調に拡大したこと、また、クリスマス商戦で最大ヒット端末となった「SH-02E」、及びソニーの「Xperiaシリーズ」を含むアンドロイドOS端末も順調にプラス成長を記録したことが挙げられる。
ベンダー別出荷台数シェアは、アップルが32.8%で2四半期ぶりに首位の座に返り咲いた。以下トップ3は、スマートフォンの販売が好転したシャープが、前四半期から順位を1つ上げて第2位、逆に富士通は順位を2つ下げて第3位となった。スマートフォン出荷台数は、前年同期比29.2%増の883万台となり、ベンダー別シェアにおいても、アップルが圧倒的な市場シェア42.1%で首位の座を維持しています。第2位には「Xperiaシリーズ」が好調なソニーがランクインしており、僅差でシャープが続く結果となった。
《関口賢》
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