“恋愛運”と「くちびる」に関係あり?……リップメイクに力を入れている女性はわずか1割
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■くちびるの「輪郭」や「ツヤ」も“恋愛運”に関係?
それによると、「口角があがっている」「くちびるの輪郭がはっきりしている」「くちびるにツヤ・潤いがある」という3つのポイントについて、「当てはまる」と回答した人と「当てはまらない」と回答した人とを比較したところ、3ポイントすべてで、「当てはまる」とした人のほうが(自身の)「恋愛運がよい」と考えていた。一般的にも重要とされている「口角」だけでなく、「輪郭」や「ツヤ・潤い」についても「恋愛運」との相関関係がみられた。これら3つは、“顔相”においても実際によく言及される点であり、「吉びる」の大きな要素と言えそうだとしている。
次に、「ふだん、リップケアをしていますか?」と聞いたところ、「している」と答えた人は45%と半数以下にとどまり、「乾燥や荒れが気になったときだけケアしている」女性が43%、「特にケアはしていない」女性も12%という結果になった。「あなたはふだんのメイクで、リップメイクをしていますか?」と質問すると、「している」と答えた人は38%と4割未満。「毎日リップメイクをしている」という女性にいたっては、全体のうち25%と4人に1人しかいないことが判明した。ちなみに、「ふだんメイクにおいて力を入れている点」を複数回答で聞くと、「アイメイク」が53%、「ベースメイク」が46%となり、「リップメイク」と回答した女性はわずか11%と1割台に留まっている。
■化粧心理学者が語る「リップメイク」の重要性
化粧心理学者の平松隆円氏は、「日本女性の化粧文化を遡ると、古来より“リップメイク”を重視する文化にあったことがわかっています」と歴史をひもといてくれた。平松氏によると、江戸時代の日本では、「口紅」が「金」と同じ価値を持つほど高価なものだったにもかかわらず、上流階級や富裕層の女性、さらには遊女たちは、「紅屋」という専門店でこぞって口紅を買い求めていたという。
「当時は“笹色紅”という、下くちびるだけ紅を重ね塗りして玉虫色に輝かせる化粧が流行したのですが、このメイクは、庶民の女性たちの間でも憧れの的。そして、高級品である紅を大量に消費できない庶民たちは、下地として墨を塗り、その上にうっすらと紅を重ねて玉虫色にしていたそうです。このような涙ぐましいほどの努力をしてまで、江戸時代の女性たちは“魅力的なくちびる”を手に入れたがっていたのです」と、意外な史実を明らかにしてくれた。そして現代の日本女性がリップメイクを重視しないことに「これは非常にもったいないこと」と感想を述べた。
■オルビスおすすめのリップメイクのポイントとは?
リップメイクによって魅力的なくちびるをつくることは、周囲の人たちが受ける「印象」に大きな影響を与える。オルビスでは、見た目の印象をアップさせるためのメイクのポイントとして、まず1つ目に「立体感」をあげている。リップメイクでくちびるの輪郭をはっきりと見せ、さらに「ツヤ感」を加えると、立体的に見える。仕上げのときにくちびるの中央にルージュを少し濃く塗ったり、リップグロスを重ね塗りしたりして、ツヤを出してふっくらしたくちびるに見せるのがポイントだ。「口角の向き」については、口周りの筋肉を鍛える他、リップカラーを塗るときに口を開けて上下の口角をつないだり、リップライナーなどで下くちびるのラインを上向きにつくったりなど、メイクを工夫してみるのもよいとしている。そのうえで、今回の調査で、「吉びる」の女性のほうが「恋愛運」が高いと考えられているという結果になったのも、「くちびるによって顔の表情の魅力があがると、周囲の人から愛されやすい」という背景があるからかもしれないと考察している。
オルビスの「ルージュクリスタル」は、くちびるの上に凸凹のない均一なツヤの美膜をつくり、光を反射させ、豊富なうるツヤ感を生みだせるのが特徴だ。「フラットセンサー」と「ブライトグロス成分」により、ベタつきがいっさいなく、つけていることを忘れそうな軽やかなテクスチャーが作れるのもポイントだという。なお、2月23日には、春の新色として「ベージュペタル」「ピーチフルール」「シフォンローズ」の3つのカラーが販売開始となっている。さらに、3月28日からは、「ルージュクリスタル」春の新色発売を記念した「幸せをよぶ吉びるキャンペーン」や、WEB診断コンテンツの公開が予定されている。詳細は、オルビスが運営するWebコミュニティ「空いろラジオ」にて随時紹介されるとのこと。
オルビス「ルージュクリスタル」
http://www.orbis.co.jp/rouge/
《冨岡晶》
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