「涙を流したこともありました」……センターを後輩に奪われたHKT48兒玉遥が心境吐露 | RBB TODAY

「涙を流したこともありました」……センターを後輩に奪われたHKT48兒玉遥が心境吐露

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 アイドルグループ・HKT48の兒玉遥が、グループのセンターポジションから外れたことについて「涙を流したこともありました」などと心境を吐露している。

 AKB48の姉妹グループとして2011年に誕生したHKT48。20日にリリースしたデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」は発売初週に25万枚を売り上げ、4月1日付けオリコン週間シングルランキングで初登場首位を獲得。この発売第1週の売り上げ枚数は女性アーティストのデビューシングルとしてはオリコン史上最高となる快挙で、今後にさらなる期待が集まるスタートダッシュとなった。

 AKBを中心とする48グループでは最年少となる平均年齢15歳のグループで、しかも今回のシングルでセンターに抜擢された田島は第2期研究生の13歳という年少メンバー。そんな若いグループながら、デビューシングルでの快挙をもって堂々と名乗りをあげた。また、昨年には指原莉乃や多田愛佳といった元AKB48メンバーの移籍もあって徐々に知名度も上がり、前途洋洋といえる同グループだが、その陰で、中心メンバーの兒玉は複雑な心境を吐露している。

 25日深夜に自身のGoogle+で突然、「私は今、HKT48のセンターに立っていません。デビュー前までは、あそこに立ってたのに、どうしてかな?って思いました」とつづった兒玉。今回のシングルでのセンターには田島が立っているが、グループ結成時よりセンターを務めていたのは兒玉だ。

 田島の大抜擢により、結果として脇に回る形となった兒玉は、センターからの“降格”について「涙を流したこともありました。そして何よりセンターの役目を果たせなかった自分に一番悔しかったです」と振り返る。メンバーやファンに対しても「申し訳ない」という気持ちが大きかったという。

 しかし、「今はもう吹っ切れてます。気持ちの整理もついています」という兒玉。「芽瑠の後ろだから気付くこと、見えることが沢山あるんです」。ステージで後方から眺める田島に、「芽瑠も、あの時の私のように、いや、私以上に背負ってるものがあると思う」と、かつてセンターに立っていた自身を重ね合わせる。そして、そんな年少メンバーでありグループのエースを担う田島に「私は先輩として支えていけたらなと思うし、芽瑠自身にもHKT48デビューシングルの顔だから頑張ってもらいたいです」とエールを送った。

 「私はどこにいても兒玉遥です。今の場所で輝けているのか? 自分では分からないけど、今はこの場所を思う存分楽しみたいし、どこまで這い上がれるか試したい気持ちもあります」と兒玉。今回こそセンターを後輩に譲ったが、そこで満足しているわけではない。「場所はどうあれ、自分の頂点を目指して少しずつ進めたら良いんです。博多のレジェンドは、まだ始まったばかりです。これから、私が、みんなが作っていくんです。私、負けませんから!」――。

 同グループの今後の活躍とともに、センター争いにも注目だ。

《花》

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