節約の仕方がわからない水道代……節水シャワーヘッドに取り替える
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調査の結果、「節約を意識している(とてもしている)」人は全体の8割を超えた。実施している節約は、お風呂場で「頻繁にシャワーの水を止める 」「湯船のお湯を洗濯に二次利用」、キッチンで「洗剤を薄める」など、家族に負担をかけない節約法を実践している人が多数いた。一方で節約に対して「ストレスを多少は感じている」約30%となり、ストレスなく実施できる節約術に注目が集まっている。
現在、節約を意識している項目は「食費」73.1%、続いて「光熱費」68.7%となった。今後、節約したい項目としても「光熱費」が54%と半数以上が節約意向を示しているものの、光熱費のうち、出費を落としていきたい項目は「電気代」のみが66%と高く、「水道代」「ガス代」は、共に約14%と低い。節約意向の高い光熱費だが、「電気代」以外は節約を意識しづらいようだ。
節約アドバイザーの矢野きくのさんは「光熱費は無駄という意識があるものの、どのように節約していいかわからない。とくに水道代に関しては節水方法がわからないと言う人が多い。家庭で使われる水の中で約25%を占めるのが入浴時の利用だ。その中でも無駄に使いがちなシャワーを、節水シャワーヘッドに変えるだけで、節約効果は大きい」とアドバイス。
節水シャワーヘッドには三栄水栓の『RAINY(レイニー)』、TOTO『エアインシャワー THC7C』、アラミック『サロンスタイルシャワー/スカルプケアシャワー』、タカギ『シャワピタヘッド JS433』といったものがある。
節水シャワーヘッドの“節水テク”はさまざまだが、たとえばレイニーの特徴は、精密シャワー板による「極細ストレート水流」だ。髪の1本1本を通り抜けるように、効率よく洗い流すことができる。レイニーのシャワー穴は0.3mm、穴数239個。穴径を小さくすることでシャワーの勢いを上げ、穴数を増やすことで、キメが細かく密度の高いシャワーが出る。また吐水範囲は直径約20cm(静水圧0.1MPaで高さ50cmから真下に吐水)。同条件で通常、直径10~15cmとなっている。レイニーはシャワー板の大きさと特殊ドーム形状で、最適の吐水範囲に広げた。手元ストップ機能も搭載し、こまめに止水できるようになっている。
これらによって、通常使用での節水効果は約40%(三栄水栓従来比)、年間の節約期間額は約2万4440円と試算される。矢野さんは「節水シャワーヘッドは、手間がかからず簡単で、家族にガミガミと強要する必要もないので、導入しやすい節約法と言える」とコメントする。
《高木啓》
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