国内パブリッククラウド市場、2012年は前年比44.8%増の大幅成長
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
NTTデータ イントラマート、エンタープライズクラウド「Accel-Mart」を発表
-
【緊急取材】ショッカー、世界征服計画をクラウドで効率化……事例

東日本大震災の影響によって、堅牢性と障害対策への期待からパブリッククラウドへの注目が高まり、モバイルデバイス対応やソーシャルネットワークとの連携、インフラサービスにおける設定/バックアップ/ログ管理の自動化などが標準化するにつれ、ユーザー企業での採用が増加したと見られる。
今後についても市場拡大が予測されており、2012年~2017年の年間平均成長率は27.8%、2017年の同市場規模は、2012年比3.4倍の3,178億円になると予測された。2013年以降の国内パブリッククラウドサービス市場については、2012年をピークに、以後成長率は低下しつつも、適用するシステム領域の多様化と利用量の拡大により、高い成長を示すと考察されている。
IDCが発行したレポート「国内パブリッククラウドサービス市場2012年の実績と2013年~2017年の予測」(J13280102)では、さらに詳細を報告するとともに、国内Infrastructure as a Service(IaaS)市場について、ベーシックパブリッククラウドサービス(Basic Public Cloud Services)とバーチャルプライベートクラウドサービス(VPC:Virtual Private Cloud Services)に区分し、市場規模予測を行っている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/