今年の桜に異変?……満開日にばらつき、都内の3人に1人が異変を実感
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
東京が桜の見頃シーズンを迎えた3月22日~23日に寄せられた、桜の開花状況に関する報告を分析した結果、同じ区域や公園の敷地内であっても、場所によって桜の咲き方が不揃いであることが判明。さらに30日にスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の全国の利用者に対し、「不揃いな桜を見かけましたか?」と質問したところ、各地から“見た”という報告が寄せられ、東京都では3人に1人が今年の桜の咲き方が変だと感じていることが分かったという。
同社は東京都内のソメイヨシノの名所26ヵ所の満開日を過去10年平均と比較。その結果、今年は開花スピードが早く、満開になった日のばらつきが大きいことが判明したという。東京都内の「府中市の桜通り」と「国営昭和記念公園」の満開日を比較すると、差は10年平均で1日にも関わらず、今年の満開日は「府中市の桜通り」で3月23日、「国営昭和記念公園」で3月29日と、近い場所でも満開のタイミングがずれていることが分かった。
この現象について、今年の記録的な暖かさが、立地条件や桜の個体差による影響を大きくした可能性があると指摘。これは、微気象と呼ばれる数メートル範囲で影響が出る気象現象の影響も考えられるという。
同社は、今後も利用者と共に桜の変化を追いかけ、地球環境について考えながら、日本の春の象徴である桜をより多くの方と楽しめるよう取り組んでいくとしている。検証結果は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイトにて公開中。
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