「ゼロの使い魔」ヤマグチノボル氏が死去……2年前に末期癌を告白
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同氏の著作を出版するメディアファクトリーは11日、公式サイト上にMF文庫J編集長・三坂泰二氏の署名でヤマグチ氏の訃報を掲載し、「去る2013年4月4日、作家ヤマグチノボル先生が二年余りにわたる闘病むなしく永眠されました。41歳というお若さでした」と報告。「ヤマグチ先生はその作風そのままの明るく朗らかなお人柄で、多くのご友人、編集者をはじめ、出会う人すべてに愛されました。いつもひょうひょうとした自然体で、勇気と思いやりとユーモアにあふれ、それは私が初めてお会いした時から、精神的にも肉体的にも困難な状況にあったお別れ直前まで、全く変わることがありませんでした。あまりに早すぎるご逝去に関係者一同断腸の思いで、ただ言葉もありません」と故人を偲んだ。葬儀は10日に家族葬にて執り行われた。
ヤマグチ氏は2011年2月頃に受けた検査で癌が見つかったことを同年7月にMF文庫J公式サイト上で発表。発見時にはすでに手術出来ないレベルまで癌が進行していたため抗癌剤による延命治療に切り替えたが、その後に手術可能との診断を受け、8月上旬に手術を無事終えたことを自身のTwitterで報告。以降も闘病生活を続けていた。
《花》
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