伊勢丹とビームスが合同プロモーション、映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク』公開記念
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ニューヨークの街角で50年以上にもわたり毎日ファッショントレンドを撮影し続けるニューヨークを代表するファッション・フォトグラファーであり、ストリートファッション・スナップの元祖的存在であるビル・カニンガム(Bill Cunningham)。「ファッションを楽しんでほしい」というビルのメッセージを日本でもより多くの人に向けて発信したいという両社の思いから、今回の合同プロモーションが実現した。
期間中、ビルの写真の世界観を表現したウインドーディスプレ-が伊勢丹新宿店本館3階フロアとビームスジャパン(新宿)、インターナショナルギャラリービームス(原宿)、ビームス大阪(心斎橋)に出現。また、映画のなかでも語られるビル・カニンガム本人の名言を記したマグカップ(3,675円)と、アナ・ウィンターのビルに対する言葉を記したTシャツ(5,040円)をビームスがオリジナルで製作、販売。マグカップとTシャツは伊勢丹新宿店でも販売される。
ビルはニューヨーク・タイムズ紙の人気ファッション・コラム“オン・ザ・ストリート(ON THE STREET)”と社交コラム”イブニング・アワーズ(EVENING HOURS)” を担当。親しい業界人でさえほとんど知らないという彼のプライベートを、リチャード・プレス監督が8年がかりで撮影交渉し本作は完成した。
ある日、伝説の大女優グレタ・ガルボ(Greta Garbo)の姿を偶然ストリートで撮影したことがきっかけで、一連のスナップ写真を1978年12月ニューヨーク・タイムズ紙で発表。
その鋭いセンスと独自の着眼点が、米ヴォーグ誌編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)をはじめ、世界中のファッション・ピープルから注目され、アズディン・アライア(Azzedine Alaia)やジャン・ポール・ゴルティエ(Jean-Paul GAULTIER)といったブランドをアメリカに紹介するのに一役買い、ファッション・ジャーナリズムに影響を与えた。84歳の現在でも現役ファッション・フォトグラファーとして影響を与え続けている。
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』は5月18日より、新宿バルト9ほか全国にて公開。
《編集部》
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