東京都北区赤羽、まどマギ、Rody……“痛ネイル”が全国のサロンで増加中
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それによると、ネイルサロンへの要望として一番多いデザインは「フレンチ(逆フレンチ)」で67.1%、2位の「タイダイ柄」が15.7%と、定番デザインのフレンチ系が圧倒的な人気を占めた。一方で、7割のネイルサロンが「人気キャラクターをモチーフとしたネイルの注文が増えた」と回答した。
人気キャラクターをモチーフにしたネイルのなかでも、漫画やアニメのキャラクターをモチーフにしたネイルが「痛(イタ)ネイル」だ。最近では芸能人が痛ネイルをしていることで一般女性の間でも人気が高まっている。人気の発端は「オタク文化」から来ており、秋葉原では「痛ネイル専門店」も登場しているという。また、痛ネイルをFacebookやTwitterなどのSNSで公開する傾向があり、それにより海外からの注目も高くなりつつある。
“きゃりーぱみゅぱみゅ”“ファンタジスタさくらだ(元あやまんJAPAN)”、さらには青文字系モデルなど多くの芸能人ネイルを担当しているトップネイリスト「なかやまちえこ」氏は、この変化を“流行の兆し”と推測。「ジェルとぷくぷくアート(アクリル)を組み合わせることで表現の幅が広がったことが大きいと感じます。また、最近ではネイルシールも人気で、誰でも簡単に痛ネイルをすることができる環境ができてきています。この様子だと芸能人も一般の方も、個性的な痛ネイルなどへの要望が加速すると思います」とのコメントを寄せている。
またアンケートに寄せられたネイルサロンからの声としては、「芸能人などの影響を受けた一般の女性が、痛ネイルをオーダーすることが増えている」「全体のデザインを痛ネイルにするだけでなく、部分的に痛ネイルを希望されるお客様も増えている」といったものがあがっていた。
ネイル業界は従来の「ネイルサロン」に加え、費用を安く仕上げられる「セルフネイル」の2つの顔を持つようになっている。痛ネイルの登場は、今までネイルをしていなかった人が、ネイルに対して興味を持つ“きっかけ”になりつつあるようだ。
《冨岡晶》
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