同ブランドは、アメリカやスペインを中心に世界のセレブリティー御用達のブランド「キャロリーナ・ヘレラ」創業デザイナーであるキャロリーナが、2001年、同名の娘と共に設立。現在、ヨーロッパやアメリカ、中東やアジアの主要都市で91のショップ、120以上のショップインショップを展開している。
今回の日本初上陸についてキャロリーナ・ヘレラ社の担当者は「同ブランドを立ち上げた時から東京への進出を視野に入れていた。今の時期がアジアに進出する良い時期だと思い、ソウル、上海、シンガポール、東京とオープンさせ、もうすぐクアラルンプールにも出店する予定。日本でも、『キャロリーナ・ヘレラ』ブランドの全ラインを取りそろえるショップを更にオープンさせたいと考えている」と話す。
新ショップは約400平方メートル、全3フロアでフルコレクションを取り扱う。1階がバッグや革小物など、2階がメンズ、3階がウィメンズとキッズのフロア。ウィメンズでは、ブランドを象徴する“ホワイトシャツコレクション”を始め、カジュアルなスポーツウエアからテーラードスーツ、イブニングドレスまで生活の全シーンに合わせた品ぞろえ。メンズも、テーラードスーツやドレスシャツ、カラフルなネクタイ、上質なニットなどバリエーション豊富だ。価格帯は、ウィメンズのドレス及びジャケット約5万円から、シューズ約3万円から、メンズはスーツ及びジャケット約10万円から、シャツやニット約2万円から。
内装デザインはNYのスタイルと日本の文化が融合した都会的な雰囲気。最高級のウッド、レザー、シルク、リネン、そして少し年季の入った真鍮を基調に、オークやマダガスカル黒檀などが用いられた家具が設えられている。各フロアに設けられた暖炉のある書斎にはブランドのシグネチャーである三つの香りのキャンドルや本などキャロリーナのインスピレーション源でもある多彩なアイテムが配され、ブランドの世界観が体感できる空間になっている。
また、オープンを祝して同店で開催されたパーティーでは、モデルのヨンアや森泉らが登場。13SSコレクションのミニショーも行われた。
