斎藤工「おじさんって言わないで…」と苦笑い 『めめめのくらげ』
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上映を前に村上“監督”を始め、本作に出演する末岡拓人(子役)、浅見姫香(子役)、斎藤工、窪田正孝が舞台挨拶に登壇。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」やベルサイユ宮殿でのコラボなど世界的ポップアーティストとして活躍する村上監督だが、映画という表現フィールドは初めての経験で「長年の映画ファンとして、観客の目線で作りきった。完成間際でちゃぶ台をひっくり返し、現場は大変だったと思うが、これ以上はないと言える自信作になった」と新たな一歩に誇らしげだった。
東日本大震災後の日本を舞台に、少年・正志と大人たちには決して見えない不思議な生物“ふれんど”との交流を、実写&CGだけで1,000カットを超える渾身のビジュアルで描き出す本作。正志を演じる拓人くんは「現場では人形だった“ふれんど”が、完成した映画では動いていて、それがすごくかわいいなと思う」と大喜び。ヒロイン役の姫香ちゃんも「迫力がすごいし、観ている間はずっとドキドキワクワクしました。自分が出ているシーンは、ちょっと不思議に感じましたが、ずっと夢を見ているような映画」とついに“動き出した”村上ワールドに夢見心地だ。
斎藤さんは主人公・正志の叔父を演じており、舞台挨拶の司会者から「正志のおじさんを演じた斎藤さん」と数回紹介されると、ついに「あの…あまり“おじさん”って言わないでください」と苦笑い。それでも、久しぶりに再会した拓人くんの成長ぶりに「確かに面影はあるけど、子どもってこんなにみるみる成長するものなんですね」と目を細め、すっかり“おじさん”の顔だ。さらに「子どもだからという境界線はなく、同じ演技者として刺激を受けました。本当に立派な主役です」と拓人くんをたたえていた。
また、窪田さんは子どもたちを追いつめる謎の組織のメンバーを演じ「CGが盛りだくさんなので、現場では監督が映像のイメージを、お芝居を交えて伝えてくれた。まるで子どものように楽しんでいて、僕らも元気をもらいました。子どもの頃の夢を思い出させる作品で、大人にも楽しんでもらえるはず」とアピールしていた。
『めめめのくらげ』は、4月26日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開。
斎藤工「おじさんって言わないで…」と苦笑いも、子どもの成長に目を細める
《text:cinemacafe.net》
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