『藁の楯』大沢たかお、カンヌ正式出品に「評価楽しみ」と抱負!三池監督と現地入りも
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本作は第66回カンヌ国際映画祭の「コンペティション部門」に正式出品されることが、4月18日(現地時間)に映画祭事務局より発表されたばかり。大沢さんは「正直、こうしたエンターテインメント作品がカンヌに出品されると聞き、まずは驚きました。海外のみなさんにどう評価してもらえるのか楽しみですね。一人でも多くの方に観ていただけるステップになれば」と抱負のコメント。
「世界中の方々に観てもらえて嬉しい」(松嶋さん)、「国境を越えて観てもらえるのはいいこと」(藤原さん)、「さすが三池監督ですね」(岸谷さん)、「“やばたん”ですね、嬉しいです」(永山さん)、「カンヌだけに、カンヌ無量」(伊武さん)と共演陣も思い思いに喜びを示し、三池監督は「純粋に楽しんでもらえる作品を目指したが、やっぱり(出品は)ありがたいですね。コンペ部門に最も遠いジャンルだと思うし、映画祭の勇気に感謝です」と会心の笑みだ。映画祭開催中は、大沢さんと三池監督が現地入りする予定になっている。
木内一裕氏の同名小説が原作に、大沢さん&松嶋さんが困難なミッションに徹する警視庁備部SPを体当たりで熱演。孫娘を殺された政財界の大物から10億円の懸賞金をかけられ、国民全員の殺意が向けられた凶悪犯(藤原さん)を警視庁まで護送することになった彼らSPの孤独な戦いが「邦画では経験したことないスケール感」(大沢さん談)で描かれる。
大沢さんによれば、現場の雰囲気は「撮影したのは猛暑だった去年の夏。日々、暑さとの戦いでしたし、暑さがより緊迫感を醸し出していた」のだとか。一方、松嶋さんは「お話は緊迫していますが、現場は至って穏やか。きっと監督の(懐の)大きさのおかげだと思います」と涼しい顔。これには、三池監督もすかさず「それは松嶋さんが穏やかな心の持ち主だからです(笑)」とツッコミを入れていた。
『藁の楯 わらのたて』は4月26日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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