学研、「楽天いどうとしょかん」に子ども向けデジタルコンテンツを無償提供
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「楽天いどうとしょかん」は、2012年12月の開始から福島の多くの子どもたちが利用してきたという。特に図鑑や科学に関する本など、調べ学習関連の本の利用頻度が高いようだ。一方で、紙の本とともに貸出用に用意している電子ブックリーダー「kobo Touch」は、大人向けのコンテンツが中心だったため、利用者の多くが大人という状況にあったという。
学研のコンテンツが新たに加わった電子ブックリーダーは、4月25日の運行より貸出開始となる。学研は、楽天の「楽天いどうとしょかん」に関する取り組みや、利用する子どもたちにより多くの読書機会を提供したいという趣旨に賛同し、有料デジタルコンテンツの無償提供を決定。「10分で読める伝記」シリーズや「トリシアは魔法のお医者さん!」シリーズの「飛べないピンク・ドラゴン」など、学研が提供するデジタルコンテンツの中で子どもたちに人気が高く、学習効果も期待できる7点のコンテンツを提供する。
学研では、有料コンテンツの無償提供によって、子ども向けコンテンツの充実を図り、今後、より多くの子どもたちに貸出用電子ブックリーダーを利用してほしいとしている。
《水野 こずえ》
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