産業制御システムに設置したハニーポット、18時間で最初の攻撃
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攻撃の内容をさらに分析したところ、水道設備の稼働状況を診断するためのファイルに不正アクセスして改変しようとするものや、水ポンプ作動システムを冷却するためのCPUファン速度を改変しようとするものが含まれていた。これらは産業制御システムをのっとり、インフラシステムに障害を引き起こそうとする意図的な攻撃であると推測される。このような攻撃が実際のインフラシステムに対して行われた場合、人々の生活に大きな影響を及ぼす恐れがあるとしている。また、同じ攻撃者から複数回にわたって実行されていると推測される攻撃活動も確認された。ある脆弱性を狙った攻撃に一度失敗すると、次の攻撃では別の脆弱性が狙われるなど、攻撃が成功するまで執拗に攻撃を続けており、攻撃者は明確な目的を持って攻撃活動を行っていることがうかがわれるとしている。
産業制御システムに設置したハニーポット、18時間で最初の攻撃(トレンドマイクロ)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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