富士通、SDNに基づく新アーキテクチャー製品を投入……第一弾はIDC向け仮想化製品
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
この新アーキテクチャー「FUJITSU Intelligent Networking and Computing Architecture」は、データセンター、広域ネットワーク、スマートデバイスという、特性の異なる3つのICT領域でリソースを仮想化し、ソフトウェアにより最適制御を実現するものだ。仮想化したリソースは「仮想インフラ層」と「分散サービス基盤層」の2つの階層で管理・制御することで、最適なサービスレベルを実現し、エンドユーザーの体感品質(Quality of Experience)を向上できるという。
本アーキテクチャーに基づく製品の第一弾としては、データセンター向けに、「サーバ・ストレージ・ネットワークリソースの一元管理・制御ソフトウェア」「ネットワーク仮想化対応スイッチ」「仮想アプライアンスプラットフォーム」について新規提供および機能強化を行い、同日より販売を開始する。
サーバ・ストレージ・ネットワークリソースの一元管理・制御ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator」では、今回確立したアーキテクチャーに基づいて、ネットワーク仮想化対応スイッチや仮想アプライアンスプラットフォームを含めたネットワーク機器の管理・制御機能が強化された。また新たに提供されるネットワーク仮想化対応スイッチ「コンバージドファブリックスイッチ」と連携して、仮想サーバの追加・削除・移動に伴うネットワークの設定を自動的に可能とした。また、仮想アプライアンスプラットフォーム 「IPCOM VXシリーズ」と連携して、仮想システム配備時に、システムごとのファイアーウォールやサーバロードバランサも併せて配備できる。
《冨岡晶》
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