4割近くが子どものごはんやお弁当を作ったことがある…現代の父親の食生活 | RBB TODAY

4割近くが子どものごはんやお弁当を作ったことがある…現代の父親の食生活

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家で週に何回くらい「朝ごはん」を食べているか
家で週に何回くらい「朝ごはん」を食べているか 全 8 枚
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 農林中央金庫は、「第2回 現代の父親の食生活、家族で育む食」調査を実施。6割以上の父親が家族と一緒にごはんを食べるように努力し、4割近くが子どものごはんやお弁当を作ったことがあるなど、父親の食に対する意識が明らかになった。

 同調査は、首都圏に居住する子どもを持つ30歳から49歳の男性400名を対象に行われ、調査期間は3月16日(土)から24日(日)。2006年にも同様の調査を行っており、比較できる設問では前回の調査との比較もされている。

 調査によると、朝ごはんは家で「毎日」食べる人が56.3%ともっとも多く、平均は週「4.8回」。昼ごはんは「職場外の飲食店へ行く(42.3%)」と並んで「家で弁当を作ってもらう(41.3%)」が多く、前回の調査と比べて「家で弁当を作ってもらう」が15.8ポイント増加。夕ごはんを家で「毎日」食べている人は48.8%で、平均は週「5.8回」。7年前より「毎日」「5・6回」と回答した人が増え、「3・4回」「1・2回」は減少していた。家庭の食事で好きな料理、おかずは「カレー」「唐揚げ」「ギョウザ」「ハンバーグ」の順。嫌いな食べ物は「酢の物」「セロリ」「トマト」などがあがっていた。

 また、6割以上の父親が、家族と一緒にごはんを食べるように努力していると回答。「週末は一緒に」「夕食をできるだけ一緒に」食べるように努力している人が多かった。家での食事のときにしていることは「家族と話をする」が95.0%でもっとも多く、「子どもの友達のことや出来事」「家庭であったこと」などを話しているようだ。

 家庭の食生活で参加していることは「食品の買い物(70.8%)」をはじめ、「食事後の食器を運ぶ(53.3%)」「料理を作る(52.5%)」などさまざまな手伝いをしている。子どものごはんやお弁当を作ったことが「ある」という父親も38.0%となっており、前回の調査から10ポイントの増加となった。

 食べ物や食事について、子どもに教えてきたことでは、「食べ物を粗末にしない」「好き嫌いをしない」「『いただきます』『ごちそうさま』と言う」「食卓に肘をつかない」など、食べ物の大切さや食事の際の礼儀が多かった。子育ての中で、食物や食事について、子どもに参加・実行させるようにしてきたことでは「食事後の食器を運ぶ」が67.8%でもっとも多く、次いで「食卓の支度(49.0%)」「食事の準備(41.3%)」となっている。いずれも前回の調査より増加しており、2006年時と比較すると厳しく教えるようになってきているという。

《黄金崎 綾乃》

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