カタログ燃費と実走行燃費のかい離……冊子を発行
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
この冊子は、「気になる乗用車の燃費」~カタログとあなたのクルマの燃費の違いは?~というタイトルで、A4版25ページ。カタログ燃費と実走行燃費のかい離が発生する背景や理由を、さまざまな角度から主婦と整備士のQ&A方式で解説している。エコ運転のテクニックについても紹介している。
冊子は、イードが運営する「e燃費」の各種データを基に、実走行燃費にも大きなばらつきがあるなどの実態を紹介している。現在の保有車両の主体となっている10・15モード燃費との比較では「平均で約3割」実走行燃費が低くなると説明している。
自工会は、燃費のかい離についてユーザーからの疑問の声の高まりを受け、2010年から実態の分析などに取り組んできた。冊子をまとめた谷口実・自工会環境統括部長は、「ユーザーの方の疑問に答えるとともに、エコドライブの普及にもつなげたい」と話している。自工会はこの冊子と同じ内容のコンテンツを、同日からホームページでも閲覧できるようにしている。
自工会、冊子「気になる乗用車の燃費」を発行
《池原照雄@レスポンス》
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