キーラ・ナイトレイが若き日のココ・シャネルを演じるショートフィルム公開。K・ラガーフェルドが制作
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映画の舞台は、今からちょうど百年前の1913年、フランス・ドーヴィル。ガブリエル・ココ・シャネルは、この海辺の高級リゾート地に最初のブティックを開いた。若き日のココを演じるのは、シャネルの顔としてこれまでも数々のコマーシャルフィルムに登場し、つい先日、ミュージシャンのジェームス・ライトン(James Righton)とマルセイユ郊外で結婚式を挙げたばかりのキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)。
ココに、上流階級の顧客を紹介する叔母アドリエンヌを演じているのは、フランス人実力派女優、クロティルド・エスム(Clotild Esme)。さらに、ステラ・テナント(Stella Tennant)やリンジー・ウィクソン(Lindsey Wixson)ら、ラガーフェルドお気に入りのモデルたちも登場する。
全編モノクロ、約18分のフィルム。1910年代当時のファッションやスタイリッシュな映像を楽しめるのはもちろん、スポーツウエアに着想を得たデザインやマニッシュなスタイル、パールのロングネックレスの重ね使いなど、店を訪れたマダムたちのファッションにインスパイアされるココを描写したシーンもあり、百年たった今でも多くのファンに愛されるシャネルスタイルの原点を知る上でも、興味深い。
画像提供:Getty Images
《岡本恵美》
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