電通と富士通、ビッグデータ活用のマーケティング事業で協業
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電通と富士通は、共同で、「マーケティング・デザイン」「事業開発プロデュース」「導入ワークショップ」の3つのコンサルティングサービスを提供する。いずれも本年7月からの提供となる。
「マーケティング・デザイン」では、顧客企業が所有する業務データとセンサーデータ、オープンデータなどの外部データを統合的に分析し、企業全体のマーケティングプロセスの革新につなげる。「事業開発プロデュース」では、ビッグデータを活用した新事業の開発を推進するコンサルティングを行う。「導入ワークショップ」では、マーケティングや情報システム部門など、顧客企業の複数部署を横断して、体制整備を行う。
また両社は、新サービスの開発・提供も実施。第1弾として、富士通が収集するセンサーデータをマーケティング活動に利活用するサービスの提供を開始する。
具体的には、ビデオリサーチの協力のもと、富士通のクラウドサービス「肌メモリ」を定期的に活用することで、調査パネル自身の肌データをクラウド上に収集し、同時に、パネルの日々の生活行動や利用している美容系・健康系食品に関するアンケートを収集し、肌データとの組み合わせによるマーケティングデータを提供する。「肌メモリ」は、同社の調査パネルがスマートフォンで手軽に肌状態をチェックできるサービスだ。
《冨岡晶》
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