東京都の学校裏サイト、新学期に入り不適切な書込みが増加
エンタープライズ
その他
注目記事

都教委は、公立学校全校を対象とした学校裏サイトの監視を2009年6月18日より開始。毎月、監視結果の報告書をまとめ、都内の学校や教育委員会への情報提供している。
4月は、巡回監視実施校数726校のうち、学校裏サイトが検出された学校数は、120校(小学校16校、中学校45校、高校58校、特別支援学校1校)。検出された不適切な書込み1,058件のうち、「自殺・自傷」1件、「自身の個人情報」861件、「他人の個人情報」14件、「誹謗中傷」12件、「虐待・暴力被害、飲酒・喫煙などの不適切行為」170件であった。
不適切な書き込みのリスクレベルは、レベル低が99.2%を占め、レベル中が0.8%、レベル高はなかった。
4月より新学期が始まったためか、4月の不適切な書込み件数は1,058件にのぼり、3月の608件、2月の583件、1月の596件などと比べて増加した。
《工藤 めぐみ》
特集
この記事の写真
/