KDDIの「スマートリレーションズ構想」……スマホと生活のつながり強化を重視
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スマートリレーションズ構想は、同社の3M戦略(マルチユース、マルチネットワーク、マルチデバイス)の第一弾「スマートパスポート構想」に続く、第二弾。今回サービスを強化する「auスマートパス」と、新たなサービスとして導入する「auスマートサポート」などがその柱となる。
600万会員を突破した「auスマートパス」では、6月6日より飲食店などで使えるクーポンに加え、ぴあとの提携で会員限定のイベント招待や先行チケット予約など、実生活に役立つコンテンツを拡充、ユーザーインターフェースもタイムライン形式にして情報を表示していく。
また、「auスマートサポート」では、加入時に3150円支払うことで3ヵ月間(4ヵ月目以降:月額399円)、24時間体制の電話サポートを用意する「auスマートサポートセンター」などが利用でき、また、1回あたり8925円の費用で、自宅に訪問して使い方を説明してくれる「スマホ訪問サポート」まで用意するなど、スマートフォン初心者に向けサポート体制を強化した。
この「auスマートサポート」について田中社長は、「今後、スマートフォンを利用する人は全体の8割位まで時間をかけて進んでいくと考えている。その中で、スマホの初期設定が出来ないとか、使い方が判らないということで諦めてしまうお客様がいるのはもったいない。我々が使い方を教えたいということで始めたサービスです」と、サービス導入の狙いを話した。
今回発表されたスーマートフォン端末は、『HTC J One』、『Xperia UL』、『AQUOS PHONE SERIE』、『URBANO』と、4機種に絞り込まれたが「春夏モデルは厳選した」と田中社長。全体の取り組みを示す「スマートリレーションズ構想」については「この秋冬にも、さらに機能アップなどしていきたい」と、今後の展開へ意気込みを示した。
《編集部》
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